札幌旅行2

 

1日目

おはようございます。8月7日水曜日、午前6時37分57秒の金沢駅です。

金沢駅の鼓門を写した画像

旅行1日目は無理をしがち。この日も朝5時頃に起きた記憶があります。荷物はキャリーケースではなくリュックへ。外国人観光客が全員クソデカリュックを背負っている理由がようやくわかりました。毎日移動するタイプの旅行でタイヤをゴロゴロ言わせながら移動するのはキツイんですよね。多分これからの旅行でもキャリーケースは使わないかな……

そして電車で富山駅へ。運賃は1290円でした。

金沢駅から富山駅、1290円と表示されたAppleウォレットの画像

JRの場合この距離の幹線運賃は990円なので300円高くなってますね。第3セクター化による運賃の値上げは微々たるもので十分許容範囲内で云々みたいなこと言ってる鉄道考察系YouTuberがいましたが990円が1290円は普通に高いって。

富山駅南口

富山駅

まあこれからの行程を考えると誤差みたいなものですけどね。

立山黒部アルペンルート

富山駅からは富山地鉄で移動します

富山地方鉄道の株主優待券

立山黒部アルペンルートは公式サイトで事前購入割引とかもあったりするんですが、私の場合は金券ショップで優待券を買ったほうが安かったです。私がチケットプラザ金沢駅前店で買ったときはこの乗車券が630円、立山駅から黒部湖までが6980円でした。足りない分のチケットは現地でクレジットカードで購入することもできます。

 

電車は富山駅を出てからしばらくは市街地の中を走っていくのですが、岩峅寺のあたりから急に景色が変わって「これから山に入るぞ!」という雰囲気に。

列車の車内から撮影した木々の間に流れる川

で、しばらくすると立山駅に到着!

線路が途切れて線路のあった部分にプラットホームが入り込んでいる。入り込んだ部分に機械などが置かれ、進入禁止?のポールが立てられている。

立山駅の端。頭端式ホームのある駅では必ず撮影することにしています。理由はない

立山駅の駅舎。

せっかく来たので立山駅の駅舎を撮影したのですが、駅の外に出ずとも乗り換えができるからか外の出ている人は誰もいませんでしたね。

立山駅の正面

と思いきやこっちにはそこそこ人がいました。

駅を背に駅前のターミナルを撮影。観光バスが2台停まっている

しかも立派なバスターミナルまであります。ここのバスもさっきの道を抜けてきたんですかね。にしてもとても山の中とは思えないほど整備されています。

立山駅と書かれた縦長の壁に「ありがとうトロリーバス」の文字とともに立山黒部アルペンルートの乗り物のイラストが貼られている。中央の「立山駅」の上の部分にはもちろんトロリーバスのイラスト。

トロリーバスに乗りに来ました

まあここまでは富山駅から630円で行けるエリアです。いつまでもいてもしゃーない。

乗車整理票 立山駅から黒部湖、片道、通用期間は発売日共5日間、1回限り有効 

というわけでチケットを引き換えて出発!

立山ケーブルカー

2つの階段の真ん中にケーブルカーがある。左の階段の上に「立山駅 乗車口」右に「立山駅 降車口」と表記された看板。

角を曲がったら急に現れたので急いで撮りました。なのでブレブレです。すみません😔

ケーブルカーの側面に「重要部 R9-4 R5-4」と書かれた表示板などがある

大阪車輌工業が平成15年4月に製造したものらしく、自重11.3トン、最大121名まで乗れるらしいです。意外と重い。車内は激混みで座れませんでした。121人が乗るにはどれくらい押し込む必要があるんですかね……

立山高原バス

ケーブルカーにちょっと乗ったらすぐ美女平駅に着きました。

手前に木が茂っているのが見えるが、奥は霧で何も見えない

霧で何も見えない。駅舎は撮ってない。ここでは正直なにもすることはなく、すぐバスで次の駅へ向かいました。ちなみに途中にいくつかバス停があるのですが、臨時便は停まらず割と本数が少ないことと、ちょっとした建物があるくらいで見るものはなさげだったので降りることは考えなくていいと思います。

地面一面に植物が生えており、画像下半分はほぼ緑色。空は曇り。

バス車内からの景色

中央大きな建物の手前に「弥陀ヶ原 標高1930m」と書かれた看板

弥陀ヶ原バス停付近

地面に植物が密集する中所々に岩がある。後ろは霧だが下半分が薄く、後ろに山があることがわかる。

神々しい景色

山の途中に道路が敷かれており車が停まっている。山肌に植物が生えており、所々に岩がある。撮影している道路の端に木材などがネットに包まれ置かれている。

天狗平バス停付近。こういうところで降りるのもよさそうではある。

天狗平から室堂まではハイキングで行けるらしく、歩いていくのもいいかも(1日で長野まで行けるかは疑問だが)。

 

室堂駅

45分ほどの移動で室堂駅に着きました。じつはここが立山の山頂なんだとか。金の力で歩かずに登山達成!少し感動。

画像の奥に建物が写っている

しかし景色が非常にいい。

手前に道路、奥にバスの駐車場。左に一面みどりの山肌が見える

どことなく外国っぽい感じがある。

ここでは今回アルペンルートへ行った目的であるトロリーバスに乗り換えるのですが、乗り鉄でもないのにこんないい景色を堪能せずそのまま乗り換えるというのはもったいない。というわけでほんの少しですが周囲を見て回ることにしました。

写真中央やや右に「立山 室堂高原 標高2450m 2024年8月7日」と縦書きで書かれた看板。左には台車付きの岩のオブジェが4つあり、それぞれ上に鳥の置物が乗っている。奥には山が見え、写真左に奥へと続く道が見える。道の手前に「立山」と書かれた石の看板がある。

立山」と書かれてるあたりに湧き水があります。水筒は空にして持っていこう!

パノラマ。中心から左右に道が続いており、右には家のような建物が数軒、左には歩いている人々が見える。

道はきれいに整備されている。

櫻子、ミクリガ池だよ…。植物の緑が途切れた部分の中心に三角形の池がある

みくりが池

このあたりで時間が厳しいと判断したので残念ですが探索はここで終了…もうちょっと奥まで行きたかったのですが、とはいえ結果論ですがここで切り上げていなければ後半でもっと急がねばならなくなっていたので仕方なかった。

 

さて、駅に戻って昼食でも食べようかな。軽く蕎麦でもすすってトロリーバス乗りましょう。

白海老かき揚げそば1300円、夏限定清流わさびそば1200円、山菜そば1100円、きつねそば1000円、ますのすし300円

高すぎる

うん、やっぱ持ち込んだおにぎりにするか。

セブンイレブンのおにぎりとみそパンを石の椅子?に置く

ランチ

おにぎりだけでは足りないのでお土産屋でみそパンも買いました。同じことを考えている人は自分以外にも多数いて各々弁当やパンなどを食べていました。自分も次からはパンとか事前に買います。食べている最中は寒さを感じるほどの強風で貧民に対する風当たりの強さを実感しましたね。

ついに立山トンネルトロリーバスに乗車

そして遂にこの時がやってきました。トロリーバスに乗ります。結構高頻度で運行されていたので座るために1本遅らせました。バスの様子は動画を見たほうが早いと思うので見てください。

当時は次の大観峰駅まで一瞬だったなと思ったのですが、改めて今見ると7分半もあるんですね。しかしこのトロリーバス、見た目は普通のバスとあんま変わらないですが運行の様子が全く違います。まず道路が1車線しかないし、途中(動画3:15~)で行き違いもするし、運転もなんか人間味がないような気がします。この地点に来たらハンドルを◯度切る、というプログラムがあってその通りに運転しているというか……まるで鉄道のようです。このバス1台がやっと通れる大きさの穴を手動で運転して切り抜けている運転士の方はすごいと思います。

カーブの途中に停留所があり、そこにトロリーバスが3台停まっている

大観峰駅でトロリーバスを撮影
立山ロープウェイ

トロリーバスの次はロープウェイで移動します。

霧の中にロープが張られた鉄柱が建っている。ロープは上へと続いている。

天空へと続くロープ

そしてロープウェイの写真は……なかったのでロープの写真で我慢してください。

金属製のロープを何十にも束ねた丈夫そうなロープ

ロープウェイのウェイ抜き
黒部ケーブルカーでダムへ

山の中に奥まで伸びるロープ

ロープウェイで黒部平駅までたどり着きました。いよいよあと少しで黒部ダム

階段の横にケーブルカーが停まっている

ケーブルカーに乗って黒部湖駅

ケーブルカーから降りる乗客たち

着きました。

階段を降りる。奥に黒部ダムと書かれた案内板。ケーブルカーの線路が途切れた部分に「臨時 定期」と書かれた表示板があり、「定期」が点灯している。

線路の端。このケーブルカーは定期便のようです。

アーチ状の天井の空間にガラスの仕切りがあり、一部が開いて通れるようになっている。上には「ケーブルカーのりば 黒部湖駅 立山黒部貫光(株)」と書かれている

駅の外に出てみました。黒部湖駅は地下にあるので駅舎はありません。ということはこのケーブルカーは地下鉄

Y字に別れたトンネルの分岐部分に「ケーブルカーのりば」という文字と左矢印が書かれている。

振り返って撮影

駅を出て通路を歩きます。この通路、車も通るのですが松本ナンバーで「もう長野に来たんだな」と感じました。通路の途中には立ち入れないよう柵がされた分かれ道があります。

幅の狭いトンネルめいっぱいに赤い鉄骨とタイヤとロープを組み合わせた機械のようなものが置かれている

そんな分かれ道の中を撮ってみたのですが、何なんすかねこれ。

2人分くらいの幅のトンネル。柵があり、「関係者以外立入禁止」の札が。左に案内板があり、緑地に黒で「御前沢支水所」という文字とトンネルの中へ向けた矢印が書かれている。

この柵の中は

通路の右に蛍光灯が、左にスイッチが見える。ケーブルが何本か通されている。

こうなってました。御前沢支水所でググったら氷河が出てきたんですがこのトンネルを進んだら見れるのですか?

 

通路を歩いて黒部ダムに到着!

ダム。奥に岩山が見える。

この向こうに展望台とかがある

したのですが、右に曲がって脇道を進みます。理由は遊覧船「ガルベ」に乗るため。

右手前に船がある。

乗船料1200円を払い乗り込みます。ちなみに現金かauPAYが使えました。なぜPayPayじゃないのでしょうか、不思議。

手前は一面の水。奥の地面が中心から左右に盛り上がっていて谷底になっている。

遊覧船からの景色なのですが、この写真を撮ったあとは半分寝落ちみたいな状態で正直良く覚えてません。うーんこの でもダムの中を走り回るのは面白かったしまた乗りたいかな、しかし残念ながら今年度で廃止です。もう二度とダムの中を船で巡れないと思うとあまりにももったいなさすぎて泣けてきます。もう一度乗りたかった……

 

戻ります。ダムでは観光放水が行われていました。黒部ダム(ぼっち・ざ・ろっく!)

壁から大量の水が放出されている

オエーー!!!!

                              ,, -―-、
                            /     ヽ
                      / ̄ ̄/  /i⌒ヽ、|   
                     /  (゜)/   / /
                    /     ト、.,../ ,ー-、
                  =彳      \\‘゚。、` ヽ。、o
                  /          \\゚。、。、o
                 /         /⌒ ヽ ヽU  o
                  ,. -^^           |    U :l
            /              |     |:!
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            ヽ \_>    `¨´
             `¨´

アーチ状の壁からアーチの内側へ水が放流されている。所々にはしご、通路(足場)があるのがわかる。

せっかくなのでズームしてみた

湖の中を船が進んでいる。右から真ん中にかけて地面が盛り上がっている。

終わり

階段を登りながら写真を撮っていると一番上まで登ってみたくなり、ついに展望台まで来てしまいました。

手前に「黒部ダム 展望台休憩所」と書かれた看板が、奥の柵にダムを見下ろす人々がいる

 

ダムがデカすぎて途中の階段から見るのもここから見るのも誤差のようなものでした。

下りの階段。屋根は苔が生えている。写真奥にベンチのある踊り場が見える

この展望台から駅までは屋根付きのしっかりした通路がある模様。雨でも安心ですね。

道いっぱいに大勢の人がいる。奥に電気バス乗り場が見える

人大杉

バスに乗ろうとしたらどこからか大量に人が並んでいてびっくりしました。

建物の一部がくり抜かれてバスが通れるようになっており、バスの後部が見える

バスに10分ぐらい乗って扇沢駅へ。

駅舎を左斜め前から撮影。中央に駅舎へ続く道路が、その左側に「関電トンネル 扇沢駅」と書かれた看板がある。駅舎は三角屋根で水色に塗装されている。

扇沢駅

この時点で時間はあまりなかったのですが、せっかくなのでトロバス記念館に行きました。

バス。前面に「黒部ダム トロバスラストイヤー 関電トンネルトロリーバス」のラッピング。フロントガラスの上に左右が黄色、真ん中が緑のランプがある。

このバスがさっきの電気バスに置き換えられたらしいですね。

バス後部。屋根の左右から棒のようなものが伸びており、そこにロープが繋がれている。ロープは下に伸び、ボディに取り付けられた丸い器具に収納されている。

バス後部。上にあるのがパンタグラフ

丸い器具の拡大写真。東芝の旧ロゴが見える

東芝製らしい

バスの車内。右に2列、左に1列の赤い座席がある。

車内

運転席の写真。ハンドルの奥にダッシュボードで使われるような素材を切り抜いてメーターと警告灯が埋め込まれている。メーターは圧力計、スピードメーター、A_と表記されたもの、不明なもの。警告灯は空圧低下、中扉開き、高加速など。

メーター

M席ヒータ、パーキング短絡、コンバータリセット、空圧低下ブザーカットのスイッチとファンの強さを調節するスイッチなど。

博物館の展示も本当はじっくり見たかったのですが時間が迫っていてできませんでした🫥

最後は高速バスで長野駅へ。途中で謎の古民家や

瓦葺屋根の家。

左右に森があり、その中を泥水が流れている。上を掛かる橋から撮影。

熱帯雨林にありそうなめちゃくちゃ汚い川を見ていたら、

茶色い建物に続く通路。建物の右に「JR長野駅」と書かれている。

地味な駅

18時30分ごろ、地方の公民館のような建物に到着しました。なんでもこれが長野駅なんだとか。

長野駅の通路。アーチ状の屋根に広告が吊るされている

あの見た目からは想像できない

中に入ると代表駅らしさが見えてきました。

駅舎の建物からはみ出た屋根を10本ほどの木の柱が支えている。柱には提灯が取り付けられている。

反対側は非常に派手になっていました。もはや別の駅なのでは?

きのこのクリームスパゲティ

夕食は食べたいものとか特になかったのでサイゼリヤで食べました。

快活CLUBの一室。床にはマットレスとゴミ箱があり、奥の机にはディスプレイとデスクトップパソコン、ゲームコントローラー、VRデバイスが見える。

快活CLUBで12時間の休憩を取ります

Windows10Pro, Core i7 9700,RTX 2080 Super, メモリ16.0GB

結構高スペックですがほとんど使いませんでした。